◎ 設立70周年を迎える年明け 会長 佐々木 暘明
会員諸先生方におかれましては、静かに新年を お迎えのことと存じます。
昨年11月に開催されました「2001吹田万博国際ふれあいマラソン」において、受療者数は247名を数え、大きな実績を上げることが出来ました。ご参加頂いた会員諸先生の絶大なご協力でスポーツに鍼灸マッサージの優位性をアピールすることができましたことに厚く御礼申し上げます。
神奈川県のスポーツ鍼灸セラピーの情報では、同様のマラソン大会で受療された選手・関係者の総数は、140〜150名程度と報告されていますから、今大会での成果がいかに大きなものであったかがご理解頂けるものと思います。
予想以上の受療者のため、ディスポシーツの不足やテーピング用品の買い走りなど、目の回る忙しさでしたが、はじめて鍼灸やマッサージを経験した選手も多く、小・中学生も含む若い世代にも支持され、1日を有意義に過ごす事が出来ました。
この実績で行政との連携がより強固となり老人助成制度の維持、推進にも大きな一助となりましたことに重ねて御礼申し上げます。
平成13年を振り返りますと、世界を震撼とさせたテロ事件、炭疽菌の脅威、凶牛病騒動等々、不況に追い打ちをかける事件が続き、我々を取り囲む状況は、より厳しいものがありました。加えて医療制度の改変や、介護保険制度への鍼灸マッサージの参入が取沙汰され、その動向をじっくり検証しなければならない年の暮れとなりました。
そして吹田師会の重鎮、高橋先生を失ったことは、大きな痛手となりました。
今年も過酷な不況は続くと予想されますが、我々が認可されている健康保険制度の拡充と、介護保険制度の発展を横軸に、鍼灸マッサージ師としての技量向上を縦軸として、新年を乗り切って参りたいと思います。
さて、本年は吹田鍼灸マッサージ師会の70周年の記念すべき年明けです。
古色蒼然とした本会の議事録には、当時を忍ぶ様子が見受けられます。
「開會日 昭和七年四月二十五日 會場 吹田警察署ニ於テ 會議 強制公認規則ニヨリ創立總会 決議事項 役員ノ選出決定左ノ如シ 會長 岡本土松 副會長 柳崎九一」等々、墨跡くっきりとしたためています。当時の名称「吹田按摩マッサージ師会」としてその歴史的な一歩を踏み出したのでした。我々の課題は、この歴史を発展的に継承し、より充実させて次世代に受け継いでもらうことです。会員諸先生方のより一層のご鞭撻、ご尽力を伏してお願い申し上げます。
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◎ 新しいことへ挑戦しよう! 副会長 赤塚 義孝
新春を迎え吹田師会も早や70周年を数えます。
日本列島は今年も不景気風が吹き荒れそうですが、先見性の無い企業が倒産し、ある企業は業績を伸ばし発展しています。
私達業界もお互いコツコツと経験を積み重ね,先見性を磨かないと潰れてしまいます。
大切な事は、「主訴―問診―触診―施術―説明」のパターンを確立させ、患者さんを診てどこが悪いのか、何処が痛むのか、何病かを予知する。これが先見性です。
人には科学で立証できない程の予知能力を持っているもの、それを使わない手はありません。
今年は会員一人一人自覚も新たに潜在能力を高め先見性が磨ける団体として発展するよう考えませんか?第1次南極越冬隊隊長がこんな事を隊員に言っています。
「とにかくやってみなはれ、やる前からあきらめる奴は一番つまらん人間だ。」
この言葉が私は好きで弟子にもよく使います。つまり新しいことへの挑戦であり、それは人間性や技術を高める近道と思います。
とにかく皆さんやってみましょ!
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《ザ・セラピー26号》(2面へ)(3面)(4面へ)
◎ 高橋俊彦先生を偲ぶ 佐々木 暘明
高橋先生の他界を知らされ、電撃的な衝撃が体を走り抜けて行った。
高橋さん、あまりにも早すぎるよ!
昭和60年4月の役員会に初出席した時、副会長として理論整然と話す姿は、障害を微塵も感じさせない迫力にあふれ、威圧された事を覚えている。それ以来17年間苦楽を共にし、時には喧嘩もし、笑いあった高橋さん。今日の吹田鍼灸マッサージ師会の石杖となり、公費助成制度誕生のため協会作りに奔走し、老人助成推進の要となった。
健康保険取り扱いに秀で請求ソフトの開発、会員への啓蒙とその手腕は並々ならぬ力量を持っておられ、同意書の依頼の仕方、医師との連携の取り方などのノウハウを包み隠さず話して、助けられた会員がいかに多かった事か。その太っ腹に感銘を受けたのは小生一人ではないはずである。
治療は患者をリラックスさせる温かみにあふれ、小生も気持ちよく受療したことがあった。
治療研修に対しては謙虚で、当院で開催した鍼灸研修会にも毎回出席され、こちらの方が励まされる思いがあった。
平成元年より、力量不足の小生を長年叱咤激励し、今日まで会長を継続出来たのも高橋先生はじめ赤塚副会長、役員、会員の力であり、深く感謝している。
ふところ刀を失い傷心の身ながら、副会長の赤塚先生並びに役員、会員全体で吹田鍼灸マッサージ師会、吹田市鍼灸マッサージ師協会を盛立てて行く決意を新たにしている。
高橋さん、長年ご苦労様でした。ゆっくり休んで下さい。
合 掌
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《ザ・セラピー26号》(3面へ)(4面)(5面へ)
◎ H13.9月〜12月 活動報告
9月 7日 大鍼師会セミナー「日本指圧手技療法」講師に赤塚 山下出席
9月10日 大鍼師会 鍼灸部会研修会「鍼灸の遠隔操作 理論と実践bX」講師に佐々木
鍼灸部委員中川出席
9月24日 吹田市鍼灸マッサージ師協会役員会議
本会より佐々木、高橋、安部、内山出席
10月 8日 大鍼師会 臨時師会長会議 佐々木、安部出席
10月14日 大鍼師会 鍼灸部会研修会 佐々木出席
吹田市鍼灸マッサージ師協会役員会議
ふれあいマラソンボランティア施術 打ち合わせ会議
10月16日 大鍼師会 学術保険局会議 佐々木出席
10月28日 大鍼師会 第3理事師会長会議 佐々木出席
11月 4日 大鍼師会 鍼灸部会研修会「鍼灸の遠隔操作 理論と実践10」
講師に佐々木 鍼灸部委員中川出席
吹田師会 役員会会議
忘年会、ザ・セラピー編集方針、創立70周年につき討議
11月10日 ふれあいマラソン会場下見 佐々木
11月11日 ふれあいマラソンにボランティアとして施術参加
本会よりの参加者 佐々木、安部、中川、廣野、佐々木澄子、内山、比嘉秀文、
中村康子、梶野、松田、中村欣嗣
11月14日 吹田市高齢いきがい課 斉藤課長面談
70周年祝賀会に市長出席依頼 佐々木
11月23日 八尾鍼灸マッサージ理療師会 学術研修会「介護保険と医療保険のはざまで」
講師に佐々木
医療保険改悪反対1万人集会 金光、北本参加
11月28日 大鍼師会 学術保険局会議 佐々木出席
12月 2日 大鍼師会 学術保険局講習会 佐々木、中村欣嗣出席
12月 7日 大鍼師会セミナー「日本指圧手技療法」講師に赤塚 谷本、寺下出席
12月 9日 吹田鍼灸マッサージ師会忘年会開催 会員多数参加
12月16日 理事師会長合同会議 佐々木出席
12月16日 高橋副会長通夜 会員多数参列
12月17日 高橋副会長葬儀 会員多数参列
〜 2002.11.11万博マラソンの反省点 〜
◆人的不足の解消
今回のボランティア施術に参加したスタッフは24名であった。当初は十分なスタッフが確保できたと喜んでいたが、お昼前にはベッドが全て埋まり、イスに腰かけながらの治療や、選手にテント外で、立って待っていただくなどの光景が見られ、受け皿としての人的不足が感じられた。
◆資源の不足解消
14時過ぎにはベッドに敷くディスポーザブルのシーツを切らしてしまい仕方なく、バスタオルで代用させていただいた。枕カバーが何とか持ったのが幸いであった。競技後の選手のケアーでは、思いの外汗の処理にタオル、バスタオルを使ってしまうことになった。
テーピングに至っては競技の前に筋肉、関節の保護目的の選手が多く来られたこともあって、昼前に治療院に帰ってテーピングを補充するという場面も見られた。
これらのことから、次回からは1回の治療ごとに使うシーツ、枕カバー、バスタオル、消毒用綿花、消毒用アルコール類、テーピング等の数は余裕をもって参加するという反省点があった。
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